スイカをおいしく、同じ大きさに、切り分ける方法

 直接、達郎さんとすいかは関係ありませんが、「海だ夏だタツローだ」夏と言えば達郎ということで夏つながりでスイカの話題です。今回はスーパーで売っている6分の1や8分の1カットのスイカを同じ大きさにしかも美味しく切り分ける方法です。

 スイカは中心が一番おいしいというのはよく言われていることなのでスイカの中心から皮に向けて放射状に切るとよいとよく言われるのですが、おなじ大きさに切り分けるのは難しいと思います。ですが次に紹介する方法だと、ほぼ同じ大きさに切り分けることができます。

下の写真はスイカを8分の1または6分の1に切ったスイカを横から見たところです。一番おいしい部分は中心(黄色い丸)のまわりの縞模様のところです。スイカの中心から皮に向けて放射状に切るわけです。下の写真のように直径を分けたい数(写真は5等分)で割った長さ分、直径の端から移動したところからスイカの赤い表面にそって垂線(写真の黒い線)を下ろします、垂線とスイカの皮が交差した所に包丁で印(青い丸)をつけます。裏と表、同様にします。それを等分する数-1繰り返し、スイカの中心(黄色い丸)から皮の先ほど付けた印(青い丸)に向けて(青い線に沿って)次々と切り分けます。

これですいかがほぼ同じ体積で切り分けられます。

5等分する図

スイカを球とみなすことを前提としての話ですが、球を平行な複数の平面で切った形(球冠、球欠、球台)の球部分の表面積は球の高さ(平面と平面の距離)に比例するので高さが等しい球冠と球台の球部分の面積は等しくなります(多分)。また球の中心を頂点とする球扇形(球冠+円錐)の体積は球部分の面積に比例します(多分)。球扇形を球扇形でくりぬいてできる形の体積は球部分の面積に比例するので球の高さが等しければ皮の面積は等しく、皮の面積が体積も同様でそれを6分の一、8分の一に切っているのでほぼほぼ同じ大きさになります。球扇形を球扇形でくりぬくことは難しく包丁は真っ直ぐにしかきれないので誤差はありますが。よかったら試してみてください。

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